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浦和一筋20年。山田暢久が500試合出場達成

Jリーグ第30節浦和レッズ対柏レイソル戦。浦和の山田暢久がJ1通算500試合出場を達成した。

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

浦和一筋20年。山田暢久が500試合出場達成
500試合出場を達成した山田暢久【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 Jリーグ第30節浦和レッズ対柏レイソル戦。浦和の山田暢久がJ1通算500試合出場を達成した。

 J1リーグ500試合出場は、伊東輝悦(甲府)、楢崎正剛(名古屋)に次ぐ史上3人目の快挙となる偉大な記録だ。

 1994年に浦和に入団した山田は、現在38歳。浦和一筋20年を迎えた大ベテランだ。同一クラブ在籍期間Jリーグ最長記録となっており、一つのクラブに所属しての500試合達成もJリーグ史上初となっている。

 これだけ長く出場していれば、他に打ち立てた記録にも話題は事欠かない。山田は29才の時に、史上初となる20代でのJ1通算300試合出場記録を達成している。2000年にJ2リーグを経験した上での記録であることを考えると、その凄さがわかるというもの。

 なお途中出場での記録達成も多く、300試合と400試合出試合は普段はレギュラーであるにもかかわらず、途中出場での達成となった。この500試合達成試合も、後半32分からの途中出場となっている。

 山田は通算イエローカード数でも89枚という最多記録を持っている。この中には不運とも言えるイエローカードもあり、その模様は今年8月、テレビ朝日『マツコ&有吉の怒り新党』の人気コーナー「新・3大〇〇調査会」で「浦和レッズ・山田暢久の気の毒なイエローカード」として特集されて、大いに話題になった。

 通算500試合出場達成の快挙に、記念グッズがオンラインショップ限定で発売されている。

【了】

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