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バルサ、セスク2発で快勝もメッシが再び負傷

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アウェーで4-1 メッシは22分に負傷交代
アウェーで4-1 メッシは22分に負傷交代【写真:goal.com】

10日に行われたリーガエスパニョーラ第13節、ベティス対バルセロナの一戦は、アウェーのバルセロナが4-1で勝利している。

バルサは左サイドバックにモントーヤ、CBにバルトラとプジョールを起用。アンカーにソングを据え、ローテーション採用を続けながら敵地でのベティス戦に挑んでいる。

序盤、攻勢に出たのはホームのベティスだった。アンダルシアの雄は、司令塔ベルドゥを中心にバルサゴールに襲いかかる。12分と17分にモリーナがシュートチャンスを迎えると、18分にはフアン・カルロスのヘディングがポストに直撃。GKバルデスの集中したセービングで得点こそ奪えずも、首位バルサ相手に一歩も引かなかった。

ベティスの勢いに押されるバルサ。さらに21分、アクシデントに襲われる。メッシが足に痛みを訴え、交代を余儀なくされる。すぐさまイニエスタが投入されたが、30分もせずにエースがピッチから退くこととなった。

メッシが離脱したバルサだが、窮地を救ったのはネイマールだった。36分、ソングの見事なスルーパスにセスクが抜け出し、ワンタッチで中央に送ったボールをネイマールがインサイドで丁寧に決めて均衡を破った。

リードを奪ったバルサは、立て続けに加点に成功する。38分、バルトラのクリアーボールを拾ったペドロが、ハーフウェイラインから独走。裏街道でベティスDF2人を置き去りにして、GKサラと1対1になり、冷静に流し込んでネットを揺らした。

2点ビハインドとなったベティスだが、後半開始から再びチャンスをつかむ。51分、CKの流れからノノが強烈なミドルシュートを放つ。GKバルデスを破ったかに見えたが、これはポストに嫌われた。

バルサは攻撃のギアの上がりきらないが、それでもセスクが64分に決定的な3点目を奪う。モントーヤがオフサイドラインぎりぎりでイニエスタのパスを受け、ボックス内に侵入。GKサラを引きつけてのパスを、セスクが押し込んでゴールを決めた。

バルサは80分にもD・アウベスのクロスにセスクが頭で合わせ、リードを4点に広げる。終了間際にD・アウベスがマティージャを倒してPKを献上し、モリーナにゴールを許すも、そのまま試合を締めて白星を飾った。同日の試合で2位アトレティコ・マドリーが敗れたため、勝ち点差を3に広げて首位を走っている。

Goal.com

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