ミランは１０日、セリエA第１２節でキエーヴォと対戦し、敵地で０－０と引き分けた。不振が続く中、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は良い試合をしたと強調している。また、去就については、クラブが考えると話した。

アッレグリ監督の進退やクラブ上層部の改革が騒がしいミランは、この日も攻撃の精彩を欠き、得点を奪うことができず。最下位キエーヴォを相手に勝ち点１を得るに終わり、リーグ戦４試合で白星から遠ざかっている。

アッレグリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「我々はいくつかのパスとゴールチャンスでミスをした。だが、努力という点では、とがめるべき点は何もない。我々は水曜に難しい試合をしたところだった」

「今、ほかの指揮官が必要だとクラブが考えるなら、私にそれを言ってくるだろう。選手たちは良い試合をした。何度かチャンスをつくったんだ。私自身にも、そして何より選手たちに対して、とがめるべきところはない」

クラブ改革が騒がれているが、アッレグリ監督は影響を否定している。

「我々はプレーをたくさんつくったが、決めることができなかった。クラブの話が影響したということはない。ローマ相手にもうまくやったチームとの試合で、我々はうまくやったんだ。だが、ゴールを決めることができなかった」

「（アレッサンドロ・）マトリはよくやった。チームのために仕事をしている。ただ、ゴールが決まっていないんだ。それですべての評価が変わる。我々はこのまま前進しなければいけない。このインテンシティーでね。結果はついてくるはずだ」