バルセロナのヘラルド・マルティーノ監督は、FWリオネル・メッシとGKビクトール・バルデスの不在の痛手を認めながらも、両者の抜ける穴を埋めることは可能だと主張している。

メッシはリーガエスパニョーラの前節ベティス戦で負傷し、左足大腿二頭筋の筋断裂で６～８週間の離脱と診断された。スペイン代表の試合で負傷したV・バルデスも、右ふくらはぎの筋断裂で６週間ほどの離脱が見込まれている。

２３日にホームのカンプ・ノウで行われるリーガエスパニョーラ第１４節グラナダ戦に向けた会見で、マルティーノ監督は次のように述べた。

「こういう状況は我々を強くするはずだし、一つひとつの試合に適切に臨むことができるはずだ。我々は世界最高の選手と世界最高のGKを欠くことになるが、代役にも非常に良い選手たちがいる」

「グラナダの力や、彼らの今季のアウェーでの好調な戦いぶりを考えれば、難しい試合だ。彼らはアウェーの方が好成績を収めてきた」

投票期限の延長などをめぐって紛糾するFIFAバロンドールについては、マルティーノ監督は次のようにコメントしている。

「ゴールデンシューもバロンドールも最重要なものではなく、メッシに影響を及ぼすことはないだろう。彼はまた以前のように決定的な選手に戻ってくれるはずだ」

「私にとっては、世界最高の選手はメッシだ。もし投票権を持っていたとすれば、私はメッシに投票するだろう。だが、そんなことはあまり気にしてはいない」