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ニュルンベルクがヴォルフスブルクとドロー、長谷部&清武は先発出場

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長谷部フル出場、清武は64分までプレー
長谷部フル出場、清武は64分までプレー【写真:goal.com】

23日のブンデスリーガ第13節、ニュルンベルクはホームでのヴォルフスブルク戦を1-1のドローで終えた。MF長谷部誠はフル出場を果たし、同じくスタメンだったMF清武弘嗣は64分までプレーしている。

この日も長谷部&清武を中盤に据えたニュルンベルクだが、攻守のバランスが取れず、ヴォルフスブルクの縦に早い攻撃に苦戦。オリッチらの決定力不足に助けられ、何とか無失点を維持する状況が続いた。25分にはフォイルナーの放った右サイドのクロスに、ボックス内の清武が足を伸ばしたが、これはわずかに届かなかった。

ヴォルフスブルクの先制点を許したのは、39分のこと。ボックス手前からアーノルドにシュートを放たれると、GKシェーファーが弾き切れず、ボールはそのまま枠内に収まった。焦るニュルンベルクは42分、ヴォルフスブルクを古巣とする長谷部が強烈なミドルを放ったが、これは右ポストを直撃。1点ビハインドで前半を終えた。

後半もニュルンベルクの守備の脆弱さは改善されず。ジエゴらに決定機を許し、シェーファーの好守で1点差を維持し続けた。フェルベーク監督は64分、存在感を失っていた清武を下げてギンチェクを投入する。すると72分、そのギンチェクが個人技から同点弾を記録。左サイドでボールを受けた背番号11は、DF4選手をかわしてボックス内中央にまで入り込み、右足のシュートでネットを揺らした。

反撃ムードに沸くニュルンベルクは、長谷部が積極的にボックス内に侵入するなど勝ち越しを狙うも、ヴォルフスブルクの守備を崩し切ることはかなわず。94分にフォイルナーが放った直接FKもGKベナーリオの正面に飛び、1-1のまま終了のホイッスルを迎えている。ニュルンベルクは連敗を2でストップさせたものの、開幕13戦の成績が8分け5敗といまだ勝利なし。16位フライブルクと勝ち点3差で17位に位置している。

Goal.com

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