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4戦連続ドローのガルシア、判定に不満も「言い訳にできない」

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ユヴェントスとの勝ち点差は3に
ユヴェントスとの勝ち点差は3に【写真:goal.com】

ローマは1日、セリエA第14節でアタランタと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。ルディ・ガルシア監督は、PKがもらえなかったことへの不満をのぞかせつつ、言い訳にしてはいけないと話している。

開幕からの連勝が10で止まって以降、白星から遠ざかっているローマは、この日も後半に先制を許してしまう。76分、DFマイコンのシュートがペナルティーエリア内でDFミケーレ・カニーニの腕に当たり、ローマはPKを要求したが、主審のホイッスルは鳴らず。こぼれ球からMFマイケル・ブラッドリーがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

アディショナルタイムにMFケビン・ストロートマンが値千金の同点弾を挙げ、無敗こそ維持したローマだが、これで4試合連続ドロー。同日の試合で首位ユヴェントスが勝利したため、勝ち点差は3に広がっている。

ガルシア監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「疑わしいPK? 『疑わしい』という言葉は外そう。全世界が見たはずだ。こういうこともある。我々に対してはちょっと多すぎるかもしれないがね。怪しい場面では我々に有利な笛が吹かれないと感じるか? そうだね。そういう感覚はある」

「我々がプレーしたのはラスト30分だけだった。ただ、その30分は素晴らしかった。勝利に値したよ。だが、最初の60分は動きがなかった。アタランタも危険ではなかったが、我々も同じだった。すべての試合でラスト30分のようなプレーをしなければいけない。そうすれば、幸運とか不運とか、関係なくなるんだ」

MFミラレム・ピアニッチをベンチスタートとした理由について、ガルシア監督は前日の練習で筋肉の問題があったからだと説明。一方、離脱中のFWフランチェスコ・トッティについては、早い復帰を望むとしつつ、キャプテンの不在を言い訳にしてはいけないとも話している。

Goal.com

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