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香川真司 10年前

「好機を演出」「印象を残せなかった」。シャフタール戦での香川に賛否両論。マンUには「運が良かった」と厳しい声が

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ヤヌザイがルーニーの後ろでプレーする香川のエリアに頻繁に入り込んでいた」

『マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)』=6点 (平均点)

「ルーニーの後ろでチャンスを得たが、インパクトを残せず苦しんだ。後半に好機を演出し、拮抗を打開しかけた」

『メール(全国大衆紙)』=6点 (平均点)

―アダム・クラフトン記者

「トップ下でのプレーを好む香川は、再び得意のポジションで印象を与える機会を獲得し、好機を実際よりきれいに見せた」

『インディペンデント(全国一般紙)』

―イアン・ハーバート記者

「ユナイテッドの攻撃陣は密集しすぎていた。ヤヌザイがルーニーの後ろでプレーする香川のエリアに頻繁に入り込んでプレーしていた」

『テレグラフ(全国一般紙)』

―ヘンリー・ウィンター記者

「香川はトップ下で印象を残せなかった」

 試合前には、エクスプレス紙が「来年1月の移籍市場でユナイテッドがガラタサライのオランダ代表MFスナイデルを香川の後釜として獲得し、香川をドルトムントに放出する」と報じたため、香川周辺もざわつき始めた。

 香川はCL前節のレバークーゼン戦を最後に、好プレーを見せる事ができず足踏みしている。オランダ代表FWファン・ペルシーもけがから復帰したため、再び香川のポジションが不安定になる可能性も出てきた。

【了】

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