敗戦にも前向きなバイエルン【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンMFトーマス・ミュラーは、今季初めて欧州の舞台で敗戦を喫したことにも、それほど落胆していないようだ。
バイエルンは10日、行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節、ホームでマンチェスター・シティに2-3と敗戦した。この試合に敗れたことで、CLの連勝記録も10でストップしている。
先制点を挙げたミュラーは、2点差をひっくり返された内容に不満を示した。Uefaの公式サイトでコメントが伝えられている。
「人間らしさが出てしまったと思う。あまりにも不注意な時間があった。チャンスを多く逃し過ぎてしまったのではなく、失点の場面でいずれも良くなかった。シティはゴールを奪える良いチームだ。そこに秘密はない。僕たちは素晴らしい試合の入り方をして、彼らにプレッシャーを与えた」
「だけど、そこからペダルを離してしまったんだ。勝者のメンタリティーを備えることが必要だね。これだけ勝利を続けてきて、少し自己満足の気持ちが生まれても不思議じゃない。でも、僕たちはプロなんだ。だから、そういったことは受け入れられない」
一方、GKマヌエル・ノイアーは最悪の結果ではなかったと前向きな姿勢を見せている。
「集中を欠いたミスをたくさんしてしまった。失点の場面では、どれもより良いプレーができたはずだと思う。不運なことに支配していた試合を落としてしまい、自分たちを責めるばかりだ」
「でも、最悪の負け方じゃない。4失点目を喫していたら(1位通過を逃して)、もっと高い代償を払うことになっていた」