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コンテ、八百長関連報道に「自分を守る」

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コッポラ発言を受けて
コッポラ発言を受けて【写真:goal.com】

ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督が、八百長事件における一連の報道で自身の名前が浮上したことに憤慨している。自身の名を貶める動きから身を守ると語った。

コンテ監督はシエナの指揮官を務めていた2011年5月のアルビーノレッフェ戦で、八百長の動きを知りながらも告発しなかったとして、長期停止処分を科された。最終的に4カ月の停止処分を受けた同監督は、「知らないことを告発することはできない」と怒りをあらわにしていた。

だが17日、当時シエナの守護神だったフェルディナンド・コッポラが、当局の聴取に「コンテ監督はアルビーノレッフェとの合意を知っていた。自分は一番になりたいと話した上で、選手たちに任せていた」と発言したことが分かり、コンテ監督が八百長の動きを知っていたのではないかと騒がれている。

イタリア複数メディアは、コンテ監督が次のような声明を出して反論したと報じている。

「いくつかのメディアは、ほかの人間に関する件で私の名前を大きく取り上げている。報じられた発言は、私がすでにスポーツ司法から裁かれた件に関するものだ。私は、私の尊厳を傷つけようとするあらゆる人間から自分を守る」

ユヴェントスは18日、コッパ・イタリア5回戦でアヴェッリーノを下し、準々決勝進出を決めたが、コンテ監督は試合後の取材を拒んでいる。

Goal.com

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