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年内最終戦で勝利を求めるクロップ

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ヘルタ戦でシュメルツァーが復帰か?
ヘルタ戦でシュメルツァーが復帰か?【写真:goal.com】

ボルシア・ドルトムントは21日、ブンデスリーガ第17節でヘルタ・ベルリンをホームに迎える。ユルゲン・クロップ監督は会見でヘルタを「いやな相手」と警戒しつつ、自身が率いるチームが「もっといやな相手」になることを求めた。

ドルトムントはここ5試合のリーグ戦で1勝1分け3敗と不調。2位レヴァークーゼンにも勝ち点5の差をつけられている。それでもクロップ監督は、前節ホッフェンハイム戦でチームが見せた運動量をたたえながら、年内最終戦に向けて意気込みを示した。

「チームのすべてを出し切ろうとする姿勢に魅了されたね。あの激しかったマルセイユ戦の次の試合で、合計122キロメートルの距離をカバーしたのは、とんでもないことだよ」

ヘルタ戦では攻守のバランスを重視するようだ。

「ヘルタの攻守の切り替えを防がなければいけない。そのため、我々の攻撃を守備でバックアップすることが重要。ホッフェンハイムにゴールを決められた際には、どちらの場面もそれができていなかった。我々がボールを持っているとき、それが一番のチャレンジになるね」

「彼らはプランを持ちながら、試合を進める。2部で得た勢いをそのまま維持しているね。いやな相手だ。我々の仕事はもっといやな相手になることだよ」

DFマルセル・シュメルツァーは復帰に近づいているようだ。クロップ監督は、5週間戦列から離脱していた左サイドバックは「何本かのトレーニングセッションを問題なくこなしている」と話した。

一方、MFイルカイ・ギュンドアンも練習に参加。しかし、指揮官によれば「まだメンバー入りはない」とのことで、実戦復帰はまだ可能ではない模様。さらに18日の練習で軽傷を負ったMFセバスティアン・ケールとMFヤクブ・ブワシュチコフスキの出場も危ぶまれている。

Goal.com

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