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ラツィオ、ペトコビッチ解任でレヤが後任に?

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監督は続投を強調も会長は「このまま前進はできない」
監督は続投を強調も会長は「このまま前進はできない」【写真:goal.com】

ラツィオのウラジミール・ペトコビッチ監督は、スイス代表監督就任が決まっても、残りのシーズンでラツィオでの戦いに集中すると話している。だが、クラブのクラウディオ・ロティート会長は監督交代の考えを明らかにした。

以前からスイス代表監督就任が噂されていたペトコビッチ監督。昨季、ラツィオをコッパ・イタリア優勝に導いた同監督だが、今季は開幕からリーグ戦での不振が続き、解任の可能性が取りざたされている。

スイスサッカー協会(SFV)は23日、ブラジル・ワールドカップ後にペトコビッチ監督がスイス代表指揮官に就任することを正式に発表した。だが、同監督はSFVの公式ウェブサイトで、契約満了までラツィオでも全力を尽くすと強調している。

「(解任の噂は)しばらく前から流れている。自分がスイス代表監督の後任候補と報じられたときからだ。だがそのとき、正式には何も知らなかったことを強調しておきたい。噂も仕事の一部だ。だがそれで、目標に向かい続けることが阻まれるわけではない」

「これからクリスマス休暇に入り、30日に練習を再開して、1月6日にはインテル戦が待っている。私が将来の仕事に気を取られ、ラツィオのことをおざなりにすることは、これっぽっちもないよ。それは誰にも、一瞬たりとも疑えないことだ」

だが、22日のエラス・ヴェローナ戦でも1-4と敗れ、9位と不振が続いていることもあって、ロティート会長は指揮官交代を考えているようだ。23日、同会長はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「ショックが必要だ。検討する。ペトコビッチに会ってみるが、このまま前進することはできない。道を変える必要、リスタートするために何かをする必要があるのは分かっている」

各メディアは、元ラツィオ監督のエディ・レヤ氏が後任の最有力候補と報じている。ほかにも、バーゼルのムラト・ヤキン監督や、元サンダーランドのパオロ・ディ・カーニオ氏の名前が候補に挙がっている。

Goal.com

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