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本田圭佑 10年前

イタリア入り、本田が語った強い意気込み「夢が実現した。僕はミランを変えられる」。ザックとアッレグリの賛辞

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「一番重要なことはやる気に満ちていること」

「(イタリア人選手を知っている?)もちろん。すべて。イタリア代表とはコンフェデレーションカップで対戦しているから、よく知っている」

「(サッカー狂か?)どういう意味?(サッカーがとても好き?)イエス。すべての選手を知っているわけではないけど、イタリア代表は日本で有名だから」

「(サポーター達はあなたに期待して10番を用意したって)それを聞いて、嬉しい。でも僕はいいプレーをしなければならない。なぜならみんなが僕に多くを期待してくれているから。(ミランサポーターたちにイタリア語で一言)グラッツェ」

 翌5日、クラブはオフィシャルサイトで本田がメディカルチェックを受けていると発表した。朝の8時15分からミラノ市内のラマドンニーナ病院において実施。6日にはホームのサン・シーロ・スタジアムで行われるミラン―アタランタ戦を観戦する予定となった。

 5日にはアッレグリ監督がアタランタ戦の前日会見に臨み、本田について言及した。

「本田がやる気に満ちていることはミランにとっていいことだ。チャンピオンズリーグに出場できないことは残念だが、リーグ戦とイタリア杯ではプレーできる。テクニカルな選手なので、攻撃的なポジションをこなすことになるだろう。個性も強い。

 一番重要なことはやる気に満ちていること。イタリアのサッカーで、クオリティを見せたいと思っている。日本のサッカーは成長している。中田がローマのスクデットに貢献したことを思い起こさせる。インテルの長友もいいプレーをしている」

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