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中村憲剛の知られざるシーズンオフの活動

text by いしかわ ごう photo by Go Ishikawa

子供達からの熱烈な歓迎を受けた中村は…

「なくそうよ、虐待。やめようよ、いじめ。子どもは宝。」をスローガンにピンクアンブレラ運動を展開しており、今回、川崎市内の児童養護施設の慰問が実現した。

 約40人の子供達からの熱烈な歓迎を受けた中村は「これだけ喜んでもらえるとは思わなかったですね。

 子供達を見て感じることもたくさんあったし、その場に行かないとわからないですから。だいぶ遅くなってしまったけど、来れてよかった」と終始笑顔。夫人と選んだという絵本や、自分が読んで面白かったという書籍を子供達にプレゼント。

 その後の質問コーナーでのやりとりでは、少年時代には実は水泳と木登りがまるで苦手だったエピソードを明かすなど、終始なごやかなムードで進んだ。

 帰り際には、グラウンドで少年達とのパス交換に興じていた中村。「まだ始まったばかりだし、1年や2年で終わらせるつもりはないですね。地道に続けていきたいし、いずれ大きな輪が出来ていって欲しいと思ってます」と今後に向けても意欲的な姿勢を見せていた。

【了】

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