ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、８日に行われたMF本田圭佑の入団会見の際に、１月のマーケットについて言及した。現時点でさらなる補強は予定していないという。

本田の加入と注目度の高さに満足感を示したガッリアーニCEO。だが、今季不振のミランはさらなる補強が必要だと言われている。それでも、同CEOは次のように語った。クラブ公式ウェブサイトが伝えている。

「マーケット？　おおよそこれで終わりだ。その上で、サプライズは常にあり得る。現時点で新加入の見込みはない。私が話すときは、それがその時点での現実だ。今日の時点で補強は見込まれていない」

「中盤？　ブライアン・クリスタンテだよ。１９９５年生まれの選手だ。チャンピオンズリーグに彼はいるだろう。その上で、どうなるかは分からない。マーケットは３１日まで続くからだ。だが、現時点でMF獲得の交渉はない。ウチには（ナイジェル・）デ・ヨングと（アントニオ・）ノチェリーノ、（アンドレア・）ポーリがいる。必要に応じて（ウルビー・）エマヌエルソンの位置も上げられる」

ミランはポルトMFフェルナンドへの関心が報じられているが、ガッリアーニCEOは同選手について「我々が追っている多くの選手の一人だ。だが、交渉はしていない。良い選手だが、様子を見よう」とコメント。さらに、補強の前に人員整理が必要だと述べている。

「今は補強について話すことができない。我々には３０人がいるからだ。（アディル・）ラミと本田が来て、（エムバイェ・）ニアンが去った。我々はほかの話をする前に２人を手放さなければいけない。報道で言われているのと、実際にやるのとは別のことだ」