かつてバルセロナで監督を務めたセサル・メノッティ氏は、バルセロナFWリオネル・メッシを評し、ディエゴ・マラドーナ氏の全盛期と同じレベルにあると話している。

アルゼンチン代表監督やバルセロナ監督として、マラドーナ氏との関係が深かったメノッティ氏。優勝を果たした１９７８年ワールドカップではマラドーナ氏をメンバーから外したが、その後ワールドユースやバルサでも同氏を指導した。

アルゼンチン『シャルシャ』によるインタビューで、メノッティはメッシについて次のように述べた。

「メッシは世界最高の選手だ。（レアル・マドリーFW）クリスティアーノ・ロナウドは良い時期を過ごしており、素晴らしいシーズンを送ったが、サッカー選手としてチームにとってより重要なのはメッシの方だ」

「クリスティアーノは以前より良くなったと思うが、メッシがバルセロナでここ数年やってきたのと同じようなことを成し遂げたわけではない。メッシは私が見てきた中で最高だったときのマラドーナと同じレベルにある」

一方でメノッティ氏は、現在のバルセロナはペップ・グアルディオラ元監督の率いたチームにはまだ及ばないとも評した。

「現在のバルセロナは最大限の熱意を持ったチームだ。だがもちろん、グアルディオラのバルサと比較すれば、当時のチームはサッカー史上最高のチームの一つだったと思う」