ミランになかったものをもたらした本田圭佑。なぜトップ下で機能したのか?

15日のコッパ・イタリアで本田圭佑がホームデビューを飾った。トップ下として先発出場し、ゴールも記録。勝利に貢献した。格下相手とはいえ、攻撃陣は活性化。なぜ本田は機能したのか?

2014年01月17日(Fri)8時00分配信

text by 神尾光臣 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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トップ下として先発。ミラニスタにも好印象

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トップ下で機能した本田【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 サッスオーロ戦でバーを叩いた後は、次はゴールである。「自分の持ち味がもっとも発揮されるポジション」と記者会見で述べた通りのトップ下で起用された本田圭佑は、格下相手とはいえきっちりと結果を出した。

 4日前の試合では、4トップを構成する関係上、右サイドに張ってのプレー。だが今回はトップ下として先発出場。後半2分、モントリーボのミドルシュートがGKに弾かれたところを、着実に詰めてゴールを奪った。

 その他でも、トップ下として多くのチャンスを作って見せた。パッツィーニの先制ゴールは、セカンドトップに起用されたロビーニョとの細かいパス交換がきっかけとなったし、またパッツィーニも、彼がスペースへと動いたところに絶妙なパスを放っている。

 特に後半5分のパスなど、パッツィーニのフィニッシュ精度がもう少し良かったらアシストも付いていたところだ。

 もっともコンディションはまだ上がっておらず、「その状態でのプレーは故障に繋がることもあるので」とタソッティ監督代行は語っており、65分間の出場で交代した。

 しかしゴールもさることながら、内容の上でも概ね上々。コッパで数は少なかったとはいえ、サン・シーロのミラニスタはスタンディングオベーションで彼を迎えており、ポジティブな印象を持ってもらえたようだ。

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