「二流」「遅い」、トリノ戦の本田に現地の厳しい評価並ぶ。不調の要因はミランルーキーが陥る“罠”か

1日に行われたミラン対トリノの一戦は1-1で引き分けた。本田圭佑は先発し、後半44分までプレー。慣れない右サイドで奮闘したが、決定的な仕事が出来ず、現地記者からは厳しい評価が並んだ。

2014年02月02日(Sun)11時58分配信

text by 編集部 photo Ryota Harada
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「現在のパフォーマンスの落ち込みは、ミラン移籍直後の選手にみられるもの」

 セリエAホーム・トリノ戦で後半44分まで出場したACミランMF本田圭佑に対する地元メディアの評価はかなり低調だった。

 ミランは前半18分にトリノFWイモビーレのゴールで先制されたが、後半5分にDFラミのゴールで応酬。試合は1-1で終わり、前節カリアリ戦に続く連勝はならなかった。さて、カリアリ戦に続き、4-2-3-1システムの右攻撃的MFでプレーした「背番号10」は前半44分に放ったシュートを阻まれた。番記者の評価は厳しいものだった。

 イタリア最大紙の「ガゼッタ・デッロ・スポルト」のアレッサンドラ・ボッチ記者は平均的な『5.5』という評価を与えたが、プレーに関しては「今日の本田はよくなかった」とバッサリ。その理由にはミランクラスのビッグクラブに加入した新戦力がしばし陥る“罠”にあるという。

「(デビュー戦の)サッソオーロ戦での本田は、とても気に入った、決定的な攻撃を仕掛けて、強い個性を見せていた。全身にアドレナリンが満ちていた。現在のパフォーマンスの落ち込みは、ミラン移籍直後の選手にみられるもの。最初の試合で全力を出し切って、その後、調子が落ちる」

 名門に加入した気負いから加入直後のミランルーキーはアドレナリンが充満し、ハイパフォーマンスを見せるが、ハイ状態は長くは続かない。一度パフォーマンスが落ちる傾向があるという。

 更にボッチ記者は戦術的な問題も指摘した。

「あと問題は戦術。このシステムに彼は慣れていないのだと思う。初めは中盤の右サイドにいた。その後、真ん中にポジションチェンジして、カカとロビーニョもポジションチェンジしたが、その効果はあいまいなものだった。

 ホンダはミランとは違う世界から、異なる状況から来た選手。しかも、移籍直後に監督が交代し、すべてが変わった。システムも変わった。練習も変わった。セードルフはアッレグリ前監督とは全く違う。ホンダはいい獲得だったと思う。しかしながら、セードルフのシステムは、本田が慣れるのは易しいことではない」

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