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本田圭佑 10年前

信頼揺らぐセードルフ新監督を“10番”は救えるか? 本田、次戦はトップ下で先発復帰濃厚

8日のナポリ戦を欠場した本田圭佑だが、14日のボローニャ戦では復帰が濃厚と見られている。その理由の一つがカカの温存。CLに向けてのターンオーバーとして司令塔が休養する可能性が高いと現地紙は見ている。セードルフ監督への風当たりは強くなってきている。10番、本田に懸かる期待も大きい。

text by 編集部 photo by Ryota Harada

カカはCLのために温存か

 10日のイタリア最大紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は15日のホーム・ボローニャ戦でACミランMF本田圭佑が2試合ぶりに先発復帰する可能性を報じた。

 本田は1-3で敗北した8日のナポリ戦を高熱と胃腸炎で欠場。この試合では新加入のモロッコ代表MFターラブが美しいゴールを決めるなどチーム内の競争は激化しているが、記事では「ボローニャ戦ではエッシェンとデ・ヨングの2ボランチをセードルフ監督は再び起用する。カカは1試合休ませる可能性がある。本田はまた戻ってくる」と報じている。

 その理由は本田同様に胃腸炎で苦しんでいたベテラン司令塔カカがこれまでの出場機会が長くなっていることだという。

 すでに今季イタリア杯敗退の憂き目を見ており、リーグ戦でも苦戦しているミランにとっては唯一の希望の光となっている欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのアトレティコ・マドリー戦が19日、ホームで行われる。

 今季CSKAモスクワですでに欧州CLに出場している本田には出場資格がないが、2014年シーズンの浮沈をかけるアトレティコ戦に、セードルフ監督はカカを温存させる考えがあるようだ。

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