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香川真司 10年前

マンUが4試合ぶり白星、現地識者はルーニーを称賛「プレミア記録を更新できるのは彼だけ」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「この勝利はモイーズにとって大きなものになった」

 BBCのプレミアリーグ・ハイライト番組「マッチオブザデイ」と、試合をライブで放映したスカイスポーツの解説者らは以下のように試合を分析した。

――アラン・シアラー氏(BBC解説者、元ニューカッスルFW/イングランド代表)

「ルーニーはマタとヤヌザイを前線に残して活かすため、ルーニーは頻繁に中盤に下がってボールを受けていたが、決めたゴールは質の高いものだったし、素晴らしいテクニックだった。終盤には守備でも貢献していたし、彼がユナイテッドで契約を延長したのはクラブにとって素晴らしいニュースになった。

(シアラー氏が持つプレミアリーグ史上通算最多得点記録260ゴール更新の可能性について)あと5年半で100ゴールは可能だし、それを達成できるチャンスがある選手は彼だけだ(現在ルーニーは166ゴールで歴代5位)」

――ジェイミー・レドナップ氏(スカイスポーツ解説者、元リバプールMF/イングランド代表)

「4位のリバプールとの勝ち点8差はまだ大きいが、リバプールをオールド・トラッフォードに迎える試合が残っているし、チャンスはある。だが、リバプールは敵地でも結果を残しているし、総合的に見てもリバプールの方が各ポジションのレベルが高い。

 ユナイテッドにはまだ改善の余地が残されているし、マタ、ルーニー、ファン・ペルシーの連携はさらに良くなる。今日の試合でも彼らの連携はうまく機能したし、改善の兆しも見えた。この勝利はモイーズにとって大きなものになった」

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