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ラ・リーガ 12年前

バルセロナが被災地の少年少女を招待。CLベスト8の陰で行われた心温まるサッカー界からの支援

text by 山本美智子 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

企業レベルでも陰ながらサポート。音楽家ピントはチャリティプロジェクトも

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ネイマール【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 もちろん、こういった対面を可能にしたレオ・メッシ財団やバルセロナ財団、メッシ本人の尽力もさることながら、他にも、その裏でこの対面に企業レベルで力を貸していた人々がいた。

 公式スポンサーとの関係などで名前は伏せられていたが、日本の某旅行会社が今回の手配を全て行ったほか、日本から最も近いヨーロッパと言われるヨーロッパの航空会社が航空運賃を持つなど、多くの目に見えない協力があり、「岩手の子ども達とメッシの対面」が可能になったのだ。

 また、今回、このCLベスト8の試合がスタートする4月1日に合わせて、GKマヌエル・ピントがチャリティプロジェクト“Ve por tus suenos”(君の夢に向かって行け)を呼びかけている。

 ピントは、バルセロナのGKであると共に“Wahin”(ワヒン)の名前で知られる音楽プロデューサーとしての顔も持っているのだが、今回のプロジェクトは、若い才能のあるミュージシャンがリアリティショー形式のコンクールに参加し、優勝者はピントが活動しているWahinにてシングルを発表できるという仕組みだ。

 このシングルの売り上げは、今回は全てpallapupas財団(入院している子どもや大人のためにピエロの格好で病院を回ったり、お芝居したりとユーモアを通して患者を元気づける活動を行っている財団法人)に送られる。

 ピントは、このプロジェクトを通して、インスピレーションが得られ、モチベーションが上がり、オプティミズム(楽観性)や前向きな姿勢を表現できる新しい音楽スタイルを探していると話す。まさに試合前に選手が聴くのに必要としている音楽のようだ。

 このプロジェクトには、バルセロナのチームメート、メッシ、ネイマール、カルロス・プジョル、ダニエウ・アウベスなども参加しており、プジョルなどが苦しい時に音楽が与えてくれる力について、話している。

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