ブンデス日本人選手、第30節現地採点を振り返る。低評価も悪くなかった清武

ブンデスリーガには多くの日本人選手がいる。彼らが現地でどのような評価を受けているのか。先日行われた第30節の「Kicker」「Bild」の両誌の採点から読み解いていく。

2014年04月15日(Tue)7時17分配信

text by 本田千尋 photo Ryota Harada
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惨敗のニュルンベルク。清武にも厳しい評価

ブンデスリーガ第30節日本人選手採点

Kicker誌(2014年4月14日付)
岡崎慎司「3」清武弘嗣「4.5」細貝萌「4」酒井宏樹「2.5」

Bild誌(2014年4月14日付)
岡崎慎司「3」清武弘嗣「5」細貝萌「4」酒井宏樹「3」
(長谷部誠、内田篤人、乾貴士、酒井高徳については試合出場なし)

 惨敗の中で、一筋の光を放ったのが清武弘嗣だった。

 ブンデスリーガも佳境を迎えた。残留争いは熾烈を極めている。そして4人の日本人選手がその渦中にいる。ブンデスリーガ第30節、酒井高徳所属のシュトゥットガルトは敵地でボルシアMGを相手に1-1のドロー、酒井宏樹所属のハノーファーはハンブルガーSVに対してホームで2-1のスコアの勝利、そして長谷部誠と清武弘嗣が所属するニュルンベルクは、ボルフスブルクのアウェイで1-4の敗北を喫した。

 対ボルフスブルク戦で4-2-3-1のトップ下として先発フル出場した清武に対して、Kickerは「4.5」、Bildは「5」といった点数を付与し、チームが惨敗を喫してしまったこともあってか、厳しい評価となった。

 今冬にチェルシーより加入したケヴィン・デ・ブルイネを始めとして、アーノルド、オリッチといった強力なアタッカーを擁しながら、ブンデスリーガの中でも際立ってソリッドな攻撃を仕掛けてくるボルフスブルクを相手にしては、さすがにニュルンベルクは分が悪かった。対するのが欧州の舞台を目指す勢いのあるチームであるのはもちろんのこと、ニュルンベルクは怪我人が多く、満身創痍の中で戦いを進めている。

 Bildが6段階の中で「5」と厳しい評価であるのに対して、Kickerは「4.5」と、こちらも確かに厳しいがわずかながら0.5ポイント好評価であるのは、少し興味深いところである。

 その「0.5」はニュルンベルクがボルフスブルクを相手に奪った唯一のゴールに至る過程に見て取ることが出来る。

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