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日本からも“バナナの輪”。今度は鹿島のセレーゾ監督がバナナをほおばる

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

「セレーゾ素敵だね」

 セレーゾ監督が会見でバナナを食べたのは、サッカー界から差別をなくそうというメッセージが込められたものだった。

 ネット上でも、

「セレーゾ素敵だね」
「セレーゾ△」

 と賞賛する声が見られた。

 海外でもネイマールが息子と一緒にバナナを持った写真を、マリオ・バロテッリはバナナを食べている写真をそれぞれ自身のSNSで公開するなど、人種差別撲滅に向けて大きな広がりを見せている。

 ちなみにセレーゾ監督は現役時代、ブラジル代表史上最高と呼ばれる82年スペインW杯のメンバーで、ジーコ、ファルカン、ソクラテスとともに『黄金のカルテット』を形成した名選手。監督としては2000年から6シーズンに渡って鹿島を率い、就任1年目にJリーグ史上初となる年間3冠を達成。2013年に鹿島に復帰している。

 この人種差別撲滅キャンペーンがどこまで広がっていくか、今後も注目していきたい。

【了】

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