マンU新監督候補、ファン・ハール。ファーガソン帝国を壊す“劇薬”、香川とソリ合わない可能性も

2014年05月02日(Fri)10時41分配信

text by 海老沢純一 photo Getty Images
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AZで再起を果たしバイエルンへ。世界の最前線に返り咲く

マンU新監督候補、ファン・ハール。ファーガソン帝国を壊す“劇薬”、香川とソリ合わない可能性も
ファン・ハールは2012年7月6日にブラジルW杯出場を目指して2度目のオランダ代表監督に就任【写真:Getty Images】

 03年11月には古巣アヤックスのテクニカル・ディレクターに就任。しかし、ファン・デル・ファールトと確執があったイブラヒモビッチをユベントスに放出。ロナルド・クーマン監督と対立するなど内紛を起こして辞任した。

 アヤックスで「名将」の地位を手にしながら、その後の失態で“過去の人”となりつつあったファン・ハールは、05-06シーズンにAZの監督に就任。しかし就任4年目、オランダ国内でも決してビッグクラブとは言えないAZを28年ぶりのリーグ優勝に導いた。

 その手腕が高く評価され、バイエルン・ミュンヘンの監督に抜擢。世界の最前線に再び姿を現したのだ。そして、就任1年目の09-10シーズンにはブンデスリーガで優勝。

 さらにチャンピオンズリーグ決勝で、かつてアシスタントを務めたモウリーニョ率いるインテルと対戦。2-0で敗れたものの、バイエルンにとっては優勝した00-01シーズン以来の決勝進出で一定の成功を収めた。しかし、翌10-11シーズンには29節終了時点で15勝7分け7敗の4位に低迷し解任された。

 その後、アヤックスのゼネラル・マネージャーに招聘されるも、犬猿の仲でテクニカル・アドバイザーを務めるヨハン・クライフの“いちゃもん”によって裁判の末に却下されている。ファン・ハールはこのことを「アヤックスは人生の一部だ。今回の出来事は悲しいし、心が痛んでいる」と語っている。

 そして、2012年7月6日にブラジルW杯出場を目指して2度目のオランダ代表監督に就任。欧州予選では10戦9勝1分けと無敗で日韓W杯予選のリベンジを果たしている。

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