ギグスは前線の決定力不足を批判
マンチェスター・ユナイテッドは3日、プレミアリーグ第36節でサンダーランドとホームで対戦し、0-1で敗れた。香川真司は10試合ぶりにベンチ外となり、ユナイテッドはホームで46年ぶりにサンダーランドに敗れた。
ギグス新体制で2戦目となった同試合で、ユナイテッドはデイビッド・モイーズ前監督体制で使用されていた4-2-3-1にシステムを戻し、1トップには股関節痛で離脱したルーニーに替えてエルナンデス。トップ下にマタ、左にヤング、右にナニを配し、前回のノリッチ戦の先発メンバーからは前線の4選手を含む5選手を替えた。
6日に中2日の過密日程で行われるハル戦を考慮し、攻撃陣をローテーションさせたユナイテッドだったが、ノリッチ戦とは打って変わって低調なパフォーマンスを見せた。
――ライアン・ギグス監督
「選手たちのプレーが単調だと感じたが、理由が分からなかった。だが、勢いのあるサンダーランドを称賛すべきだろう。我々はボールを支配したが、彼らが試合において最大の好機を作った。試合は支配できたが、敵陣内での決定力に欠けた。
選手たちの質は高いと思う。今日は実力を見せられなかったが、先週は見せていた。なぜ今週見せられなかったのかは分からない。
ただガッカリしているし、かなり腹立たしい。我々は先週見せた質の高さを見せる事ができず、特にゴール前での決定力が酷かった。あのようなプレーでは、プレミアリーグでは行き詰まってしまう。
しっかりとパスを繋がなければならない時に集中力が切れていたように思う。相手の守備を崩す時、パスの正確性やシュートの集中力が求められるが、それがなかった」