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マンU惨敗、現地の目は既に来季へ。「モイーズは周囲の助言を無視した。次期監督はクラブの歴史と文化を重視すべき」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「今日のユナイテッドはピッチ全体でミスが目立っていた」

「私は先週、本拠地を強固なパフォーマンスを見せられる場所にしたいと言ったが、今季それができずにいる事が問題となっているし、ホームでの成績がよくない。

 我々には質が無かったし、サンダーランドには先制されてから守られ、カウンターで攻められた。我々はボールを支配し、好機も作っていた。

 ユナイテッドは大きなクラブだ。今季は成績不振だっただけに、質の高い選手たちが夏に加入することは確かだし、我々は来季に向け、チームを改善する必要がある。

 次のハル戦ではルーニーを起用できることを願っているが、今は様子を見ている。私はシーズン終了までにチーム全員にチャンスを与えるつもりだと言ったし、今後もそうするつもりだ。私はチームの実力を信じている」

 BBCのマッチオブザデイの解説者2人は次のように評した。

――アラン・シアラー解説者(元ニューカッスルFW/イングランド代表)

「ユナイテッドの失点場面はデ・ヘアの判断ミスしたクリアボールから始まり、ナニが競り合いに負け、サイドに流れたボールにプレスをかけたフレッチャーが簡単にクロスを上げさせた。あのクロスは上げさせてはならないものだった。

 今日のユナイテッドはピッチ全体でミスが目立っていた。ゴールを決めたラーションは、ボールウォッチャーになっていたキャリックのマークを外し、キャリックが気づいた時にはすでに遅かった。

 試合後にギグスが言ったコメントには反対だし、彼らには大手術が施される必要がある。今日の彼らは非常に単調だった」

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