フットボールチャンネル

コートジボワール代表ラムシ監督、日本を警戒「優れたチーム。我々にはカウンターという切り札もある」

text by パスカル・フェレ photo by Getty Images

多くの選手を帯同させて怪我人にも対応する

――何人かの選手は、シーズンで50試合以上をこなしてとても疲れた状態で準備に入ります。そのあたりの調整はどうやっていくのでしょうか?

「ダラスの合宿に入る前に、選手個々の状態――疲労の度合いや怪我の具合――を入念にチェックする。状態にバラつきがあるのは当然で、ある選手は別の選手よりずっと多くの時間プレーしている。だからそれぞれの状況に合った練習のメニューを組む。疲労の激しい選手には休息を入れながら軽めに。そうでない選手は通常通りに」

――最終リストの23人はどんな基準で選ぶのでしょうか?

「怪我人もいるから、アメリカには23人ではなくそれぞれのセクター(FW、MF、DF、GK)に2人多くの選手を連れて行くつもりだ。32人のグループで準備をしようと思っている。それならば何が起こっても対応できるだろう」

――所属するクラブで出場の機会に恵まれない選手が何人かいます。彼らを新しい選手と入れ替えるのも、あり得るということでしょうか?

「それはどうなっていくか…。過去2大会に関しては、エレファンの選手たちのほとんどがビッグクラブでレギュラーポジションを確保していたし、チャンピオンズリーグでも常時プレーしていた。その状況は、今年も変わってはいない。つまり最高の23人のグループを、これから選んでいけばいいということだ」

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top