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【W杯・試合採点】イラン対ナイジェリア(グループF)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

イラン対ナイジェリア 寸評

 グループF、イラン対ナイジェリアの一戦は、下馬評通り、ナイジェリア優勢で、前半ははじまる。しかし、イランも非常にコンパクトな守備ブロックを形成し、ナイジェリアに簡単に攻めさせない。特に、イランのティムリアンは、ナイジェリアの攻撃の起点であるミケルに厳しいプレッシャーをかけ、相手にとって嫌な選手であり続けた。

 前半をスコアレスで折り返し、後半がはじまると、イランの攻撃が機能しはじめ、グーチャンネジャードがコーナーキックで、決定機を迎えるなど、何度かシュートを放つシーンが出始める。

それでも、ナイジェリアは最後の最後で集中力を切らさず、失点を許さない。試合終盤は、ややオープンな展開になり、お互い攻め合うものの、得点は最後まで決まらず試合終了。今大会初の、スコアレスドローという結果に終わった。

(文:内藤秀明)

【了】

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