敗戦のイタリアにメディアは猛批判。選手は暑さを言い訳に「コスタリカは慣れている。試合結果はその差」

コスタリカにまさかの敗戦を喫したイタリア。当然、現地イタリアのメディアは激しくチームを批判した。一方選手たちから聞こえてくるのは環境を責めるようなコメントだ。言い訳にも聞こえるが…

2014年06月22日(Sun)11時16分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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「バロテッリは一度もボールを奪取していない」

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戦犯としてやり玉に挙げられたバロテッリ【写真:Getty Images】

「イングランドとの真夜中の舞踏会のあとの悪夢だ。馬車はカボチャに、馬はネズミに戻る。そして、体は全て消えた。ポゼッションは? イングランド戦で決定的だったバロテッリは? マナウスでの、アマゾンの湿度の中で吠えた獅子たちは? 彼らは苦しみに耐える力もなく、後半には何をすればいいかさえ分からなくなるようなチームに成り下がっていた」

 20日付けガゼッタ・デッロ・スポルトは、コスタリカ戦のマッチレビューでイタリア代表を、魔法が解けたときのシンデレラのようにたとえた。試合を見れば、組織が強固で攻撃陣にはスピードがあり、何より全員が気持ちを込めて球際で体を張るコスタリカは、普通に強いことが分かる。とはいえイタリアが非常に不甲斐なかった様子を、地元紙は辛辣に伝えていた。

 ガゼッタ・デッロ・スポルトはチームの評点に4を付けた(コスタリカは8)。鮮烈なミドルパスなどを再三送っていたピルロとブッフォン、バルザーリが及第点の6、あとはデ・ロッシら3人に5ないしは5.5が付けられた他は、6人の選手に4が付けられるという強烈な批判ぶりだった。

 そして同紙の戦術分析の中では、「ゲームに入っていなかった」バロテッリが戦犯として槍玉に挙げられていた。「バロテッリは一度もボールを奪取しておらず、しかも3度もオフサイドに引っかかる。その一方でコスタリカのルイスは5度もボールを奪っている。これは、イタリアのチームで機能していなかったことの象徴。犠牲の精神はどこへ消えた?」と、前線の貢献の乏しさが嘆かれていた。

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