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【W杯・試合採点】ブラジル対チリ(ベスト16)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

ブラジル対チリ 寸評

 決勝トーナメント一回戦、ブラジル対チリの一戦は、お互いがせめぎ合う緊迫した試合になる。ブラジルはネイマールやフッキ、チリにはサンチェスなど、個で状況を打開できる選手がいるため、一瞬も気が抜けない。

 すると、前半18分、コーナーキックから、ルイスのゴールが生まれ、ブラジルが先制する。しかし、チリも32分には、ブラジルのミスをつき、サンチェスがネットを揺らし、同点にする。

 後半に入ると、ブラジルの組み立てが機能しなくなり、チリが優勢。チリがボールを回し、ブラジルは、カウンターで得点を狙いはじめる。ただ、お互い守備陣が集中して守るため、スコアは動かない。延長戦に突入するが、それでも決着はつかず、PK戦にもつれ込む。

 メンタル面が結果を左右するPKでは、優勝が義務づけられ、プレッシャーが大きいブラジルが不利かと思われたが、セーザルの好セーブもあり、3-2でブラジルが勝利。開催国が、1-1(PK: 3-2)で、準々決勝に駒を進めた。

(文:内藤秀明)

【了】

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