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【W杯・試合採点】ブラジル対チリ(ベスト16)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

チリ代表の採点

GK 1 クラウディオ・ブラボ 6点
 決定機を何度も防ぎ、PKでもフッキのシュートをストップしたのだが、結果が伴わなかった。

DF 5 フランシスコ・シルバ 6点
 何度かネイマールに抜かれるシーンはあったが、それ以外はよく対応していた。

DF 17 ガリー・メデル 8点
 しつこい守備で相手を自由にプレーさせず、獅子奮迅の働きをした。もし、チリがPK戦で勝っていれば、マン・オブ・ザ・マッチはメデルだっただろう。

DF 18 ゴンサロ・ハラ 5点
 攻撃では質の高いフィードで貢献したが、守備が不安定だった。また、PKでは、5人目のキッカーを務め、ポストに当ててしまい、チリは敗退した。

MF 2 エウヘニオ・メナ 6点
 攻め上がりで貢献するものの、逆サイドのイスラほど決定機には絡めなかった。

MF 4 マウリシオ・イスラ 7点
 何度もボックス内に侵入し、相手を脅かした。

MF 8 アルトゥーロ・ビダル 7点
 少ないタッチのパスで好機を演出。素晴らしいパフォーマンスだった。

MF 20 チャルレス・アランギス 7点
 飛び出しのタイミングが素晴らしく、惜しいシュートも放ったが、セーザルに防がれた。PKでは、ゴール右上の隅に、強烈かつ精度の高いキックを決め、精神面の強さ、技術の高さを見せつけた。

MF 21 マルセロ・ディアス 7点
 中盤の底で、潰し屋として機能。ブラジルのアタッカー達にとっては、嫌な存在だったはず。また、PKでは、ど真ん中に決め、セーザルとの駆け引きに勝利した。

FW 7 アレクシス・サンチェス 7点
 ポストプレー、展開、フィニッシュ、全てがハイクオリティ。実際に同点弾も決めた。しかし、PKを止められてしまい、チーム敗退の一因になってしまったのだけが悔やまれる。

FW 11 エドゥアルド・バルガス 7点
 1点目のシーン、ボール奪ってアシストを記録。偶然ではなく、前線プレスをサボらなかった結果だ。

交代選手

MF 16 フェリペ・グティエレス 5.5点
 フッキに完全に抜かれるなど、守備がやや軽かった。

FW 9 マウリシオ・ピニージャ 5.5点
 延長戦、終了間際、ポスト直撃の惜しいシュートを放つ。しかし、PK戦では、一人目のキッカーとして臨むものの、セーザルに止められてしまった。

DF 13 ホセ・ロハス
 出場時間が短く、評価不可。

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