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オランダなど恐るるに足らず! 01年ワールドユースの結果を引き合いに自信を見せるコスタリカメディア

text by 池田敏明 photo by Getty Images

ロングボールに警戒をしつつ、サイド攻撃を仕掛けることが攻略法

 一方で、バリオ・メヒコのジョニー・チャベス監督はオランダの弱点を指摘している。

オランダなど恐るるに足らず! 01年ワールドユースの結果を引き合いに自信を見せるコスタリカメディア
ホルヘ・ルイス・ピント監督は、どのようなプランでオレンジ軍団の機械仕掛けを破壊するのだろうか【写真:Getty Images】

「右サイドバックとCBの間がウィークポイントだ。スペインはそこを突いて相手に打撃を与えた。ジエゴ・コスタの侵入はペナルティーエリア内でのファウルを生んだし、ダビド・シルバもこのエリアからうまく侵入した」

 ドゥアルテ氏はこのようにも語っている。

「サイドエリアで主導権を握り、クロスを何本も入れたい。相手のCBはクロス対応が弱いので、そこを活用したい」

 相手の右サイドバックと対峙するのは、左ウイングのクリスティアン・ボラーニョス。彼らの言葉を信じるなら、ボラーニョスがセンターフォワードのジョエル・キャンベルとの連係でサイドエリアを突けば好機は広がるだろう。

 カットインした背後を左SBのジュニオール・ディアスが駆け上がるのも効果的だろう。鋭いクロスの破壊力は、我々日本人もよく知っているはずだ。

 つまり、ロングボールに十分な警戒をしつつロッベンやファン・ペルシーに自由な動きをさせず、サイド攻撃を有効に仕掛けることが、オランダの攻略法ということになる。ホルヘ・ルイス・ピント監督は、どのようなプランでオレンジ軍団の機械仕掛けを破壊するのだろうか。

【了】

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