本田圭佑はなぜキレを失ったのか? 身体のプロが指摘する弱点と解決すべき肉体的な問題

2014年07月17日(Thu)10時15分配信

text by 澤山大輔 photo Getty Images , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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これ以上の体幹トレーニングは不要

 その他にもフリーキックが入りにくくなった、ドリブルが苦手になった、ペナルティエリアに侵入しにくくなった、さらにバセドー病が疑われるような症状が顔に出てきた……これら様々な状況は、すべてが「腰を柔らかく使えないこと」に起因しているように感じます。
 
 本田選手はもう、十分な体幹の強さを持っています。これ以上体幹トレーニングなどを頑張ってゴツい身体を作るのではなく、腰を柔らかくする、背骨を柔らかくする、そういう柔軟性に重きをおいたトレーニングを行うことでトップフォームをまた取り戻せるように思います。
 
 しかし、本田選手はW杯後に「パワーを身につけて戻ってくる」という趣旨の発言をしているようです。そのコメントだけでは何とも言えませんが、もしそのパワーが「固めて強くする」という方向であれば、恐らくパフォーマンスは落ちてしまうでしょう。

(語り手:Oriental Physio Academy高木翔)

Oriental Physio Academy
2014年1月1日設立の理学療法士集団。“理学療法と東洋医学の融合”を掲げ、治療の可能性を追求するセラピストに対し様々な提案を行う。トリガーポイント療法、筋肉や筋膜の連鎖、東洋医学で使われる経路や経穴の知識、東洋医学の五行論を用いた筋膜やトリガーポイントの連鎖に関する知識、武術を応用したスポーツ動作など、提供する知識の幅は多岐にわたる。代表の波田野征美(はたの・まさはる)、副代表の高木翔(たかぎ・しょう)をはじめとする5名の理学療法士・柔道整復師、1名のメディア担当者で構成。トリガーポイント療法を軸とした理学療法士向けセミナーは全国各地で大盛況、関東圏のセミナーは発表からほどなく満席となる大人気を誇っている。

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HP:http://oriental-physio-academy.jimdo.com/

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