マンCに勝利もリヴァプールに残る不安。埋められないスアレスの穴

プレシーズンのカップ戦「インターナショナル・チャンピオンズカップ」において、リヴァプールとマンチェスター・シティが対戦。8月16日に開幕するプレミアリーグに先がけて一足早く実現したこの試合から、両チームの今シーズンを占う。

2014年07月31日(Thu)14時58分配信

text by 海老沢純一 photo Getty Images , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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結果はリヴァプールの勝利も、完成度はシティが上

 田中将大が三振を奪い、黒田博樹がゴロで打ち取り、イチローがダイヤモンドを疾走する。それが日常のヤンキースタジアムだが、この日は別の景色が広がっていた。内野の土は緑の芝で覆われ、ボールパークはサッカースタジアムへと姿を変えてリヴァプールとマンチェスター・シティの一戦が行われた。

 ピッチの横幅は狭く、野球を観るために作られたいびつな形状の客席は、プレーしている側も観ている側も違和感があったかもしれない。とは言え、これもプレシーズンマッチの醍醐味。普段のサッカー観戦とは違った趣もあった。

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リヴァプールはサウサンプトンから獲得したリッキー・ランバートを起用【写真:Getty Images】

 絶対的エースだったルイス・スアレスをバルセロナへ売却したリヴァプールは、この試合ではダニエル・スタリッジの相方にサウサンプトンから獲得したリッキー・ランバートを起用。システムはアンカーを置いた4-3-2-1を採用した。

GK:ブラッド・ジョーンズ
DF:マーティン・ケリー、コロ・トゥーレ、セバスティアン・コアテス、ホセ・エンリケ
アンカー:スティーブン・ジェラード
CH:ジョーダン・ヘンダーソン、ジョー・アレン
トップ下:フェリペ・コウチーニョ
FW:ダニエル・スタリッジ、リッキー・ランバート

 シティは、ミラン戦に続いて4-4-2を採用。ウィリー・カバジェロやフェルナンド、ブルーノ・スクリーニといった新加入選手を起用してチームに組み込む作業を進めている。

GK:ウィリー・カバジェロ
DF:ガエル・クリシ、デドリク・ボヤタ、マティヤ・ナスタシッチ、アレクサンダル・コラロフ
MF:ヘスス・ナバス、ブルーノ・スクリーニ、フェルナンド、ジェームズ・ミルナー
FW:ステヴァン・ヨヴェティッチ、エディン・ジェコ

 結果は、2-2で終えてPK戦の末にリヴァプールが制したものの、チームの完成度の点ではシティが上か。

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