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香川真司 10年前

香川、トップ下で途中出場も力を発揮出来ず。現地評価では最低点も「中盤と攻撃のつなぎ役にはならなかった」

本拠地でバレンシアとプレシーズンマッチを行ったマンチェスター・ユナイテッド。2-1で勝利したが、指揮官は満足していないようだ。香川は後半途中から出場。しかし低パフォーマンスに終わり、現地も評価しなかった。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

バレンシアに勝利。新主将はルーニーに

香川、トップ下で途中出場も力を発揮出来ず。現地評価では最低点も「中盤と攻撃のつなぎ役にはならなかった」
香川真司は後半17分からトップ下で途中出場【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドが12日、本拠地オールド・トラッフォードでプレシーズン最後の親善試合をバレンシアと行い、2-1で勝利した。香川は1-0で迎えた後半17分からスペイン代表MFファン・マタに代わり、トップ下で途中出場した。

 ユナイテッドは0-0で迎えた後半4分、ヤングの左CKがペナルティエリア外中央に流れ、フレッチャーが放ったミドルシュートが相手DFに当たって左隅に決まり先制。一方、バレンシアは同26分に右サイドで得たFKをペナルティエリア内に蹴り込むと、クレバリーのクリアミスを誘い、ファーポストに走ったロドリゴがボレーで決めて同点とした。

 そのまま試合が終わると思われた後半ロスタイム、ユナイテッドはブラケットが左サイドからロングボールをペナルティエリア内に放り込むと、相手DFとGKが交錯してボールがフェライニに渡り、無人のゴールに勝ち越しゴールを流し込んだ。

 プレシーズンの全6試合で3-4-1-2の布陣を使用したルイス・ファン・ハール監督は、2戦連続でFWルーニーを主将に任命。先発メンバーには、2トップにルーニーとエルナンデス、トップ下にマタ、左右MFにヤングと若手のジェームズ、守備的MFにフレッチャーとエレーラが入った。試合後、ファン・ハール監督は前半35分に自ら獲得したPKを失敗したルーニーをチームの新主将に就任させることを明言した。

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