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なでしこジャパン、チャイニーズ・タイペイを下し決勝トーナメント進出

text by 編集部

阪口、吉良、川澄のゴールで勝利

 なでしこジャパンは22日、アジア大会グループリーグ第3戦でチャイニーズ・タイペイと対戦した。

 初戦の中国戦はスコアレスドローに終わったが、続くヨルダン戦は菅澤優衣香と阪口夢穂がハットトリックを達成するなど大量12得点を奪って大勝している。

 得失点差で中国を上回り首位に立つなでしこは、この日も立ち上がりを攻勢に出る。

 すると3分にはFWで出場した阪口が決めて、なでしこが早くも先制する。

 その後も主導権はなでしこジャパン。若手の増矢理花がいい動き出しから再三チャンスを迎えるも決めきれない。

 それでも32分、右サイドへ展開すると川澄奈穂美がクロスを送り、吉良知夏が頭で合わせて2点目を奪った。

 39分にも、ゴール前のこぼれ球を吉良がボレーを狙うも、これは枠を外れた。

 後半もなでしこペースは変わらず、相手ゴールへ迫る。

 17分、なでしこがこの日初めての選手交代。吉良に代えて猶本光がピッチに送り出される。

 21分、なでしこジャパンがピンチを迎える。チャイニーズ・タイペイがFKからチャンスとなる。しかし、これを阪口が何とか防いで事なきを得た。

 25分には、中島依美に代えて木龍七瀬を投入。
 
 再三チャンスを作っている増矢が33分にも強烈なシュート放ったが、これも得点ならず。

 後半は沈黙のなでしこだったが、39分、ようやくゴールネットが揺れる。相手GKが弾いたボールを川澄が拾うと、落ち着いてループシュートを放つ。ボールはポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。

 このままなでしこジャパンが3-0で勝利、決勝トーナメント進出を決めた。

【了】

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