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2015年女子W杯、人工芝開催の可能性高まる。選手は「差別」と猛抗議もFIFAは断言

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

2015年女子W杯、人工芝開催の可能性高まる。選手は「差別」と猛抗議もFIFAは断言
ワールドカップが人工芝で行われる?【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 2015年にカナダで開催される女子W杯が、人工芝のピッチで行われる可能性があると1日にドイツ紙「ルール・ナッハリヒテン」が報じている。

 同紙によると、6都市を視察したFIFAが明かしたもので、担当者のダティヤナ・ハエニー氏は「人工芝で開催する。それ以外は存在しない」と断言している。

 これに対し、ドイツ女子代表GKナディーン・アンゲラーをはじめとする3選手はFIFAとカナダ女子サッカー協会(CSA)に抗議。同選手たちは怪我の危険性などを抗議文書4枚にわたり説明し提出した。そ中ではさらに「二流」、「差別であり不当」と男子サッカーとの格差を指摘しているという。

 しかし、この抗議は実らないかもしれない。FIFAのヨーゼフ・ブラッター会長も8月初めに「人工芝はサッカーの未来の形である」と表明している。

【了】

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