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“世界王者”ドイツの英雄ゲッツェ、記者の質問を鼻であしらう。「危機的状況に陥っているのでは?」「フンッ!」

ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWマリオ・ゲッツェが、11日に敵地で行われた欧州選手権予選第2節のポーランド戦で0-2と敗れた直後、記者からの質問を鼻であしらった。12日の英紙『メトロ』などが報じた。

 ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWマリオ・ゲッツェが、11日に敵地で行われた欧州選手権予選第2節のポーランド戦で0-2と敗れた直後、記者からの質問を鼻であしらった。12日の英紙『メトロ』などが報じた。

 ブラジルW杯でアルゼンチンとの決勝戦で延長後半に決勝ゴールを決めて英雄となったゲッツェが、宿敵ポーランドとの通算19回目の直接対決で初黒星を喫した直後、ミックスゾーンで記者から「ドイツは危機的状況に陥っているのでは?」と質問されると、「フンッ」と鼻であしらい、苦笑いを浮かべて立ち去った。

 ドイツは24年ぶり4度目のW杯優勝後、9月にホームで行われたアルゼンチンとの親善試合で2-4と雪辱されると、続く欧州選手権予選初戦のスコットランド戦では2-1と辛勝。優勝以降は3戦1勝2敗と、燃え尽き症候群の症状も見せている。

 とはいえ、たった3ヵ月で時期尚早な質問をし、しかも一発目の質問から爆弾を投げ込み貴重なコメントを逃がしてしまったこの記者は、周囲から非難の集中砲火を浴びたことだろう。

 なお、ドイツと同じ予選D組にはポーランドの他、アイルランドやスコットランドがいる。

【了】

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