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「堅守」「カウンター」「自信」。好調ボルシアMGを支える3つの要因。次節、ドルトムントから“2番目にベスト”を奪うか

text by 本田千尋 photo by Getty Images

自信に満ちるクラマーの表情。チーム全体に好影響

「堅守」「カウンター」「自信」。好調ボルシアMGを支える3つの要因。次節、ドルトムントから“2番目にベスト”を奪うか
ミックス・ゾーンでのクラマーの表情は本当に自信に溢れていた【写真:Getty Images】

「0トップ」ともまた違うが、FWのラファエル、クルーゼを中継点、おとりとした特異な「カウンター」が、ボルシアMGの大きな武器だ。

 そして最後に現在のボルシアMGについてもう1つ挙げておきたいことが、「自信」である。

 バイエルン戦の後にビルト紙に対して「僕達はドイツで2番目にベストのチームだ」と述べた、ミックス・ゾーンでのクラマーの表情は本当に自信に溢れていた。

 国内リーグだけでなく、ヨーロッパ・リーグでも好調ということで、選手達だけでなくサポーターも自信を付けてきている。自信があるのとないのとでは、パス1本取ってもボールの蹴り方が変わって来る。それだけでもチーム全体の闘いに影響を及ぼすものだ。

 つまり、「堅守」「カウンター」「自信」の3つが、現在のボルシアMGの好調を支える主な要因となっている。その3つはどれを取っても切り離すことは出来ない。

 3日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは、ホッフェンハイム戦を報じる記事を「グラッドバッハはBVBと戦う準備が出来ている」として報じた。9日のドルトムント対ボルシアMGの一戦が、本当の意味で「ドイツで2番目にベストのチーム」を決めることだろう。

【了】

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