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カールスルーエ所属の山田、ドイツ語の冠詞に苦労。すでに通訳なしもまだ英語で会話

text by 編集部 photo by Getty Images

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カールスルーエに所属するMF山田大記【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガ2部のカールスルーエに所属するMF山田大記が、ドイツ語の冠詞に苦労しているようだ。19日に公式サイトのインタビューで明かしている。

 ドイツに移籍して4ヶ月が経ち、13節を終えて5得点、ここ3試合で4得点と爆発している山田。13試合全てに出場し、12試合先発とチームの主軸になっている。

 この活躍に山田自身は「思っていた以上。まずドイツを知る必要があった」と、予想していなかったようだ。しかし「多くの試合に出られたことでゴールも決められた。それが結果的に助けになった」と、試合出場が今の結果に結びついていると実感している。

 試合に出られた事だけではなく、山田自身の努力によるものあるようだ。すでに通訳を付けておらず、「チームメイトがみんな親切。英語だけど助けてくれる。監督も英語で説明してくれる」と、チームメイトや監督とは英語ではあるものの直接会話をしているという。

 もちろん、ドイツ語の勉強も欠かしていない様子。その中で、ドイツ語には男性、女性、中性と名詞に性があり、その前に付ける冠詞も性によって変えなくてはいけない。それだけは納得できないようで「なぜこんなことするんだ?」と、記者に逆質問している。

 そんな山田もカールスルーエについては、素晴らしいスタジアムで素晴らしいサポーターがいると印象を語り、気に入っている様子。

 しかし、カールスルーエ自体はそのホームでまだ1勝しかできていない。それについて山田は「ホームでは非常に良いゲームしてきた。サポーターの後押しもある。でも運がなかった」と明かした。

 そして「今は4試合負けなしできている」と、話し、次節のアウエ戦に「ホームではまだ1得点しかしていない。もっと多くのゴールを決めて、今度こそ勝つ」と、自身の得点でホームでの勝利を誓った。

【了】

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