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浦和Lが5年ぶりのリーグ制覇! 今季三冠に向けて一つ目のタイトルを獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和Lが5年ぶりのリーグ制覇! 今季三冠に向けて一つ目のタイトルを獲得
浦和Lが5年ぶりのリーグ制覇!【写真:Getty Images】

 なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ最終節、浦和レッズレディース対アルビレックス新潟レディースの試合が24日に行われ、1-0でアウェイの新潟Lが勝利した。

 前節終了時、勝ち点差が3だった2位日テレ・ベレーザは勝利したが、得失点差で上回った浦和Lが同シリーズ優勝を果たし、5シーズンぶりのリーグ優勝達成となった。

 先週末16日のアウェイINAC神戸戦で優勝を決められず、絶対的司令塔の猶本光まで負傷で失った浦和Lは、前線に質の高いボールを供給できず、思うようにシュートチャンスを作れない。

 対する新潟Lは鋭いカウンターから決定機を多く作るもフィニッシュの精度を欠き、チャンスを生かせない展開が続く。

 浦和Lは前半残り時間が少なくなるにつれてギアを上げ、何度かゴール前まで迫ったが、それでも先制ゴールは生まれず。互いに決め手を欠いた前半はスコアレスで折り返した。

 後半に入って51分、浦和Lはエリア内でボールを受けた後藤三知が振り向きざまにシュートを放つも、枠を捉えない。

 その後は膠着状態が続いたが、71分に試合が動く。途中出場でピッチに入ったばかりの大石沙弥香が打ったシュートが浦和Lの選手に当たり、新潟Lが先制した。

 先制された浦和Lだが、交代で入った清家貴子も力を発揮できず。攻め手を見つけられないまま敗れてしまった。

 しかし、敗れても2位に得失点差で大きな差をつけているため浦和Lはリーグ優勝のタイトルを手にした。

 同じくリーグ優勝が目前のトップチームよりも一足先にエキサイティングシリーズ優勝を果たした浦和Lは、今月30日に開幕する国際女子クラブ選手権の出場権も獲得。来月初戦を戦う皇后杯とあわせての三冠達成を狙う。

【了】

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