2部ニームに「八百長」、マルセイユに「移籍金絡みの賄賂」。2大汚職が同時に勃発したフランス

フランスサッカーに陰を落とす2つの事件が同時に勃発した。2部ニームは、降格回避のために八百長に手を染めた疑惑が浮上。マルセイユは選手獲得の際に違法な取引があったことが疑われている。

2014年11月24日(Mon)14時37分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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2部ニームに浮上した八百長疑惑

2部ニームに「八百長」、マルセイユに「移籍金絡みの賄賂」。2大汚職が同時に勃発したフランス
渦中にいるのは南仏の中堅クラブ、ニーム

 2014年11月19日は、フランスサッカーにとって『暗黒の水曜日』となった。フットボール界での2大汚職である「八百長」と「移籍金絡みの賄賂」事件が、同時に勃発したのだ。

 八百長事件は、昨シーズンのリーグ2でのこと。渦中にいるのは南仏の中堅クラブ、ニーム。首謀者とされているのは、同クラブのジャン=マルク・コンラッド会長だ。

 コンラッド会長は、今年の4月9日に就任したばかりで、着任当時、ニームは降格圏内にいた。

 よって新会長となった彼の使命は、ナショナル(3部)への降格を食い止めることであり、就任直後の、地元紙『ミディ・リーブル』とのインタビューでも、「リーグ2残留のためにやれることはすべてやる。」と意欲的に語っている。

 そして、この八百長事件が事実であるなら、コンラッド氏はさっそく行動に移したことになる。

 なんらかの取り決めが行なわれていた可能性があるとされているのは、対CAバスティア戦(32節 4月11日)、対ディジョン戦(34節 4月25日)、対アンジェ戦(36節 5月6日)、対カーン戦(28節 5月13日)の4試合だが、CAバスティア戦は、着任わずか2日後の対戦だ。

 いずれもアウェイゲームだったこれらの試合の対戦結果は、バスティア戦は0-0のドロー、ディジョン戦は5-1で大敗、アンジェ戦は2-3で勝利、そしてカーン戦は1-1のドローだった。

 ディジョン戦での5-1という大敗は計算外として、その他の3試合では勝ち点を稼ぐことに成功している。

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