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「ノイアーは“スーパーキーパー”だ」。マテウス、カーン両氏が絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

「ノイアーは”スーパーキーパー”だ」。マテウス、カーン両氏が絶賛
“スーパーキーパー”マヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】

 元ドイツ代表のDFローター・マテウス氏とGKオリバー・カーン氏がドイツ代表でバイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーを大絶賛している。3日のドイツ紙『ビルド』が伝えている。

 現地時間1日に発表されたFIFA年間最優秀選手の最終候補に選ばれたノイアー。そのノイアーについて、ドイツの英雄2人が賛辞を送っている。

 マテウス氏は自身も1991年に最終候補に残った経験を持つ。そして「もし、3位になったとしても素晴らしいことだ」と、最終候補の3人に残ったこと自体に価値があると話した。さらに「(クリスティアーノ・)ロナウドと(リオネル・)メッシの存在は大きすぎる」と、残り2選手の存在があまりに大きい上に、DFから後ろの選手はゴールという目に見える結果がない分不利だと感じている様子。W杯優勝というボーナスを差し引いても、フィールドプレーヤーよりは厳しいだろうと予想している。

 実際に、2006年のイタリア代表のDFファビオ・カンナバーロ以来守備的な選手はバロンドールに選出されていない。

 それに対し、2002年に同じGKとして最終候補に残り、惜しくも2位となったカーン氏は「当時はまだGKがそこまで重要な存在として認識されていなかった」と、現在ほどの影響力は無かったと明かした。そして「マヌエルはGKとしてだけでなく、選手としても素晴らしい」と、賞賛。さらに自身は当時バロンドールに輝いたブラジル代表のFWロナウドから2点を奪われW杯準優勝になっているが「マヌエルはC・ロナウドとメッシをシャットアウトし、W杯優勝を果たしている」と、受賞を期待している。

 両氏ともに考えは違うが、どちらもノイアーを世界的なGKであり、さらには世界的な選手だと称賛している。両氏も絶賛する“スーパーキーパー”は、レフ・ヤシン氏以来の受賞となるか?

【了】

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