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スコールズ氏、現在のバルセロナについて語る。「彼らは過去の亡霊」

text by 編集部 photo by Getty Images

スコールズ氏、現在のバルセロナについて語る。「彼らは過去の亡霊」
11年のCL決勝でやり合うスコールズ(右)とシャビ(左)【写真:Getty Images】

 元マンチェスター・ユナイテッドのポール・スコールズ氏が、スペインのバルセロナの現状について、5日付の英紙『インディペンデント』のウェブサイトに掲載されたコラムの中でコメントしている。

 実際にバレンシアとの試合を観戦したというスコールズ氏は「現在のバルセロナはかつてのチームの亡霊のように感じた」とは話している。

「僕はチャンピオンズリーグの決勝で2度対戦した。ジョゼップ・グアルディオラに率いられたチームは間違いなく最強だった」と、当時のバルセロナの強さを肌で感じた当人だからこそのコメントも残した。

 同氏はさらに、試合を見ていた中で「とりわけ、リオネル・メッシは退屈そうにしていた」と指摘。「彼はチームがボールを失っても相手のSBにプレスをかけようともせず、動きは最小限だった」と、メッシのモチベーション低下の可能性についても触れた。

 現状を打破するにはルイス・エンリケの手腕に懸かっていると語るスコールズ氏。「彼らは全てを勝ち取った。L・エンリケ監督は、彼らがもう一度勝利への意欲を取り戻す方法を見つけなければいけない」

 スコールズ氏は、メッシが最終候補に残ったバロンドールの行方についても触れ、「クリスティアーノ(・ロナウド)もメッシもファンタスティックだが、ワールドカップイヤーな訳だし、私はドイツの選手が獲得すべきだと思う」とし、「私なら(バスティアン・)シュバインシュタイガーを選ぶだろうね」と、自身と同じく中盤センターでプレーするバイエルンMFの名の受賞に太鼓判を押した。

【了】

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