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チェルシー、手堅く3発で快勝。敗れたS・リスボンはELへ

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシーのFWシュールレ【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節が現地時間10日に行われ、チェルシーはホームでポルトガルのスポルティング・リスボンと対戦、3-1で勝利を収めた。

 すでにグループ首位での突破が決まっているチェルシーはエデン・アザール、ジョン・テリーら主力選手に休養を与え、GKにはペトル・チェフが起用されている。一方のS・リスボンは引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるこの試合。

 7分、ホームのチェルシーが先制に成功する。フィリペ・ルイスが倒されてPKを獲得すると、これをセスク・ファブレガスがゴール中央に落ち着いて決めた。

 16分には、チェルシーが追加点。先発起用に応えたアンドレ・シュールレが右足のミドルシュートをゴール左隅へ決め、前半早々で2-0とリードを奪う。

 2点ビハインドで後半を迎えたS・リスボン。50分に左SBのホナタン・シウバが決めてようやく1点を返す。右からのクロスのこぼれ球を右足で押し込んだ。

 それでも56分にはチェルシーが相手の反撃ムードに水を指すように追加点。右サイドからセスクが蹴ったFKにジョン・オビ・ミケルが合わせて3-1、再びリードを広げる。ミケルはこれがCL初ゴール。

 83分、前日会見でジョゼ・モウリーニョ監督が示唆していた通り、18歳のMFルベン・ロフタス=チークを起用するなど、余裕も見せたチェルシー。

 そのまま試合は終了のホイッスル。盤石の戦いぶりでS・リスボンを下した。

 チェルシーはグループG首位でベスト16へ進出。同グループのもう1試合でシャルケがマリボルに勝利したため2位で決勝トーナメントへ。敗れたS・リスボンは3位でヨーロッパリーグへ回ることとなった。

 なお、S・リスボンの田中順也はベンチ外だった。

【了】

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