インテルに、長友に訪れた正念場。勝利を取り戻すため、マンチーニのハイレベルな要求に応えられるか

かつてリーグ制覇に導いたロベルト・マンチーニ監督が復帰したものの、リーグ戦1分2敗と結果が出ず。長友佑都は、指揮官のハイレベルな要求に応え、勝利に貢献することができるだろうか。

2014年12月12日(金)17時30分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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一定の評価を与えたウディネーゼ戦の前半

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就任後、結果が出ていないインテルのロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】

 12日のELカラバグvsインテル戦で、長友は出場しなかった。もとい、招集はされておらず他の主力とともにミラノで調整することになった。既にグループリーグ1位通過を決めており、アゼルバイジャンまでは長旅となることもあり、マンチーニ監督は主力全てをアッピアーノ・ジェンティーレに置いていったのである。

 ハンダノビッチにラノッキア、ファン・ジェズスにグアリン、メデル、クズマノビッチ、パラシオ、そしてコバチッチ。故障者の中でもイカルディとドドは軽微だと伝えられており、これに長友を加えた11人がそのまま15日のキエーボ戦のスタメンになると考えられる。

 余計な体力を使うことなく、リーグ戦に向けて彼らは良好な準備ができているということだ。だが翻って、これが彼らの必死な状況を表しているというのは意地悪な見方だろうか。

 マンチーニ監督就任後から1分2敗、「数字も重要なので監督を更迭した」とトヒル会長は語っていたが、その結果が出ていない。

 結果を出すために、いったいインテルには何が必要なのか。そして、その中で長友には、どういう貢献が求められていくのだろうか。

 7日、逆転負けを喫したウディネーゼ戦について、「ひどく頭にきた」と語っていたマンチーニ監督だが、内容には一定の評価を与えていた。

「少なくとも前半は、素晴らしいサッカーをしていた。この調子を維持して後半に入ろうと、ハーフタイムで言っていたのだ。つまり今後の再起も、ウディネーゼ戦の前半をベースにしていかなければならない」

 事実、ウディネーゼ戦の前半でインテルは相手を圧倒していた。サイドから4-3-1-2のトップ下に戻ったコバチッチは自在にボールを操り、イカルディとパラシオの2トップも自由闊達に動いてパスを引き出していた。

 サイドの守備を気にしていたマンチーニ監督は、この試合に関しては選手のやりやすいシステムを選んだようだ。

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