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バルサ会長、メッシへの罰則の検討と監督への余命宣告を否定

text by 編集部 photo by Getty Images

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FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、現地時間7日に開かれた記者会見で、クラブの火種となっていた話題について言及した。

 現地では、ルイス・エンリケ監督はFWリオネル・メッシが5日の公開練習を、胃腸炎を理由に欠席したことによって憤りを感じたため、同選手への罰則を検討したと報じられた。しかし、バルトメウ会長は「事実無根。これを報じた人はクラブにダメージを与えたかった」と否定した。

 なおルイス・エンリケ監督は、上層部に2試合(8日と11日に行われるエルチェ戦とアトレティコ戦)の猶予が与えられたと報じられたが、バルトメウ会長は「彼の去就は次の2試合の結果に依存していない」と、同監督への信頼を強調した。

 監督だけでなくフロントにも不満を感じていると言われたメッシ。同選手が幸せであるという根拠について「ピッチで証明している。昨年のメッシではない、野心とやる気が見られる」と語った。

 また、5日に会長自身が解任したスビサレッタ元SDについては「ここ数週間で信頼の喪失があった」と明かし、意外にもFIFAの選手獲得禁止処分に関しては「彼はこの件では全く関係ない」と擁護した。新たな適任者は「バルサのDNAの持ち主が欲しい」と付け加えた。

 なおプジョルの辞任については現地で報じられた通り、決断は既に決まっていたと裏付けた。

 そして、バルトメウ会長はFIFAの処分が終わるまでは同連盟と「関係を一切保たない」と断言したため、13日に行われるバロンドール授賞式にも出席しないと宣言した。なおブラッター会長には「きつい内容の手紙」を送るつもりだとも伝えた。

 最後にバルトメウ会長は、バルセロナのソシオ達はマスコミが言うような不満は感じておらず「大半は満足している」という意見を述べた。

【了】

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