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FIFAがバルサに続きマドリーも調査へ 選手獲得規定に違反があれば罰則の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAがバルサに続きマドリーも調査へ 選手獲得規定に違反があれば罰則の可能性も
FIFAがレアル・マドリーを調査【写真:Getty Images】

 FIFAが18歳未満の選手獲得についてレアル・マドリーを調査していると、現地26日のスペイン紙『アス』が報じている。

 同紙によれば、2012から2013年にかけて同クラブの下部組織に移ったベネズエラ出身で当時12歳の少年2人が調査の発端。欧州外出身の18歳未満の選手獲得・登録に関する規定では、選手の親が移籍先のクラブがある国で仕事を得て、家族として転居する必要があり、マドリーがその規定を遵守したかどうかに焦点があてられる。

 国内ライバルのバルセロナは同様の規定に違反したとして、16年1月まで移籍市場での選手獲得を禁止する処分が下されたばかり。その結果、今季の残り試合を含めた2シーズンは、ローン先や下部組織にいる若手選手に頼らざるを得ないため、国内外で厳しい戦いが強いられることが予想される。

マドリーは今冬、16歳の神童マルティン・ウーデゴーに続き、ブラジルのクルゼイロから21歳ブラジル人MFルカス・シウバを補強。マンチェスターUのGKダビド・デヘアら大物選手獲得の噂も上がっており、もしこの一件で移籍市場の動きが滞れば、将来を見据えたチーム作りに影響が出ることは避けられないだろう。

【了】

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