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逆転を諦めていたシメオネ監督「試合は前半で終わっていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

逆転を諦めていたシメオネ監督「試合は前半で終わっていた」
ディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 コパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝・2ndレグが現地時間28日に行われ、アトレティコ・マドリーはホームでバルセロナと対戦して2-3で敗北を喫した。1stレグは0-1で負けていたため、2戦合計2-4で敗退となった。

 前半に3点を失い、ハーフタイムには主将のガビが退場させられたアトレティコ。ディエゴ・シメオネ監督は試合後の記者会見で「後半はリスクを冒さないプレーをした。私の判断だ」と、逆転の希望を失っていたことを明かした。

 しかし、選手達の姿勢には不満を見せていない。むしろ「誇りに思っている」と称えた。なおルイス・エンリケ監督は「ボールは兎の様に跳ねていた」と、ピッチのコンディションに文句をつけていたが、シメオネ監督はこれに対して「兎がいたからプレーは困難だった」と、皮肉で返した。

 最後に、ガビの退場がなければ準決勝進出の可能性はあったかと聞かれたシメオネ監督。指揮官は「私にとって試合は前半で終わっていた」とだけ述べた。

【了】

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