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即戦力の獲得が目立つ冬の移籍市場、リーグ別最多支出はプレミアの200億円超!

シーズン後半の戦いを左右する冬の移籍市場が終了した。今年もクアドラードやシュールレ、ボニといった高額移籍が決定したが、リーグ別の収支はどのような結果となったのだろうか。

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

実力者のひしめくプレミア。圧倒的な金額が飛び交う

 フアン・クアドラード(フォイレンティーナ→チェルシー)やアンドレ・シュールレ(チェルシー→ヴォルフスブルク)、ウィルフリード・ボニ(スウォンジー→マンチェスター・シティ)ら今年も高額な移籍金が飛び交った冬の移籍市場。

 冬の即戦力補強は、リーグ優勝や欧州カップ戦出場権、さらには残留を争うクラブにとって不可欠なものとなる。

 では、欧州4大リーグの支出の収入はどのような額になったのだろうか? 各リーグ全クラブの冬の移籍金支出と収入を見てみよう。(通貨はユーロで統一)

即戦力の獲得が目立つ冬の移籍市場、リーグ別最多支出はプレミアの200億円超!
欧州4大リーグ冬の移籍金の支出と収入

・プレミアリーグ

支出 1億5728万9000ユーロ(約208億8775万円)
収入 1億2227万5000ユーロ(約162億1300万円)
トータル -3501万4000ユーロ(約46億7475万円の支出)

・セリエA

支出 7535万ユーロ(約99億9100万円)
収入 7140万ユーロ(約94億6710万円)
トータル -395万ユーロ(約5億2390万円の支出)

・ブンデスリーガ

支出 6248万1000ユーロ(約83億670万円)
収入 1487万5000ユーロ(約19億7800万円)
トータル -4760万6000ユーロ(約63億2870万円の支出)

・リーガエスパニョーラ

支出 5455万ユーロ(約72億4050万円)
収入 3455万ユーロ(約45億8600万円)
トータル -2000万ユーロ(約26億5450万円の支出)

 支出額は、やはりプレミアリーグが約208億8775万円と圧倒的に多い金額となった。それでも、チェルシーがシュールレをヴォルフスブルクに3200万ユーロ(約42億3800万円)で放出するなど収入も160億円を超えた。

 獲得する選手も放出する選手も高額の一流選手であり、プレミアリーグの競争力の高さを示している。

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