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リバプールがサウサンプトンに完封勝利で6位浮上。CL出場権争いはより熾烈に

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプールがサウサンプトンに完封勝利で6位浮上。CL出場権争いはより熾烈に

先制点を奪ったMFコウチーニョ【写真:Getty Images】

【サウサンプトン 0-2 リバプール プレミア第26節】

 プレミアリーグは現地時間22日、第26節のサウサンプトン対リバプールが行われ、2-0でアウェイのリバプールが勝利を収めた。

 サウサンプトンは日本代表のDF吉田麻也が4試合連続のスタメン出場を果たした。一方のリバプールは負傷中のキャプテン、ジェラードが欠場となり、ヘンダーソンがキャプテンマークを巻いた。

 開始20秒、この試合は左CBに入ったジャンがPA内でジュリチッチを後ろから倒すが、微妙な判定にも主審のケビン・フレンドはノーファールのジャッジ。

 直後の3分、試合が動く。左サイドのMFマルコビッチからボールを受けたMFコウチーニョが迷わず右足を振り抜き、先制点を奪う。

 サウサンプトンは4分に今冬加入したエリアがゴールを狙うが、GKミニョレがセーブ。サウサンプトンのサポーターは古巣対決となったリバプールのDFロヴレンとMFララーナにブーイングを浴びせ、チームを後押しした。

 サウサンプトンがボールを保持しつつも膠着した展開が続く。32分にはPA内をドリブルで突破したFWスターリングがDFフォンテに倒されるが、これもノーファール。リバプールは前半唯一のシュートで奪った先制点でリードしたまま後半へ。

 73分、リバプールに追加点。MFシュナイデルランからのパスを途中出場のモレーノがカットし、ゴール前へクロスを送る。これをサウサンプトンDFが処理しきれず、最後はスターリングが押し込んで2-0とした。

 サウサンプトンはセットプレーからチャンスを見出そうとするもリバプールGKミニョレを脅かすには至らず。87分には途中出場のスターリッジがシュートを狙うもGKフォースターの正面。

 試合は終始均衡した展開が続いたが、少ないチャンスをものにしたリバプールが完封で90分を終えた。リーグ最少失点数を誇るサウサンプトンを下し、これでリーグ戦10試合無敗をキープ。同日にウェストハムと引き分けたトッテナムをかわして6位に浮上した。

 サウサンプトンは5位と順位は変わらないものの、リバプールとの勝ち点差は「1」まで縮まり、チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内となる4位争いはより熾烈なものとなった。

3位 アーセナル 勝ち点48
4位 マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点47
5位 サウサンプトン 勝ち点46
6位 リバプール 勝ち点45
7位 トッテナム 勝ち点44

 次節、サウサンプトンはアウェイでウェスト・ブロムウィッチと、リバプールはベジクタシュとのヨーロッパリーグ・2ndレグを挟み、ホームでマンチェスター・シティと対戦する。

【了】

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